新人デザイナーのダイヤモンドの選び方:Carat
2023/01/21
おはようございます。
萬時 京都祇園本店にて、アシスタントデザイナーを務めております“かな恵”と申します。
婚約指輪を選ぶ際、ダイヤモンドの品質基準である4Cは、非常に難しいモノです。
私:かな恵と一緒に、4Cを学んでいきましょう✨
本日は、4Cの中でも一番理解しやすいCaratについてです。
まず、4Cとは、Carat・Color・Clarity・Cutの4つの基準よりダイヤモンドの価格が決まります。
Caratより、詳しくご説明いたします。
Caratは、重量を顕す単位のことです。
1Caratが0.2gです。日本の一般的な婚約指輪は0.3Carat前後ですので0.06g、サイズの目安は4.4mmです。(下図参照)
Caratが大きくなると、それに伴い価格も上がっていきます。
日本では0.3Caratが一般的ですが、国によって基準が異なり、実は欧米では0.5Carat以上ないと婚約指輪と認められません。
その理由は、体や指が東洋人よりも大きい為、バランスが悪くなるからなんです。
欧米では4Cの中でCaratを最も重視して選ばれる為、その他の品質基準はどうしても下がってしまいます💦
日本では、0.3Caratが最もバランスよく綺麗に見える為、Carat以外の品質基準を重視した選び方が一般的でございます。
当店では、全て0.3Carat前後の石が留まるデザインで制作しております💍
また、近年、プチエンゲージと言われる0.1~0.15Caratのお手頃価格の婚約指輪を目にする事もあるかと思います。
実は、当店ではプチエンゲージは制作しておりません。
その理由は、女性からの残念なお声を聞くからなのです。
上の図で比べて頂くと分かるように、0.2Carat以下の石になると見た目もかなり小さくなります。
周りのご友人様の婚約指輪と比べた時に、自分の婚約指輪のダイヤモンドがあまりにも小さいと悲しい気持ちになってしまう…
とのお声が多く聞かれるようです💦
せっかく贈られた男性からすると、決してお安くない金額を払って頑張って買ったのに全然喜んでもらえない…
お互いにとって嬉しくない、との理由から当店では一般的な0.3Caratを推奨しております!
その分、女性が年を重ねられても、長く着けて頂ける一生物の婚約指輪になりますのでご安心下さいませ☆
Caratについては、重量の単位であること、Caratの大きさで価格が変わるということを覚えて頂ければと思います。
詳しくは、京都 萬時の公式サイト:ダイヤモンドの4Cもご参照してくださいませ。
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